こんばんは
世界一です!
今回の内容はワンピースのネタバレを少し含みますので、気にする方は読まないでくださいませ。
今日は僕がたいへん感銘を受けた漫画「ワンピース」について語ってみたいと思います。
ワンピースは日本人気ナンバー1の漫画と言っても過言ではないかと思いますが、
正直いうと、僕はワンピースをあまり好きではありませんでした。
しかし、日本で一番人気のある漫画ですから、
このおもしろさを理解しないことには世界一になれないと思い、
ワンピースを全巻購入し、読破することにしたのです。
読み終わった感想は
「ワンピースは、仲間との絆を極端に描いている作品である」ということです。
それを強く感じたのは第438話「プライド」です。
ルフィと決闘し負けた結果、麦わらの一味を抜けたウソップが
麦わらの海賊団に戻ろうとするお話です。
ですが、ゾロが言います。
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あのアホが帰って来る気になってんのは結構な事じゃねぇか
だが今回の一件に何のケジメもつけず
うやむやにしようってんなら それはおれが絶対許さん!!!
その時はウソップはこの島に置いていく!!
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第438話「プライド」 で検索するともっと詳しいセリフが出てきますが。
これを読んで思ったのは
ワンピースは「仲間と組織のことを真剣に考えている漫画なんだな!」
ということです。
ただの仲良しチームではなく、チームにはリーダーがいて、それに従う仲間がいる。
目標を達成するチームや組織はそうあるべきである。
という強いメッセージを感じました。
そして、
ワンピースの冒頭を思い出します。
ルフィは航海術を何一つしらず、
自分の力だけでは、グランドラインに入ることもできないのに
コビィに「おれはさ 海賊王になるんだ!!!」と言います。
CG映画を作る時に例えるなら、
「おれはCGソフトは一切使えないけど、CG映画を作るんだ!」
と言っているのと同じです。
それを聞いた他人はアホかと思いますし、
普通は本人が諦めます。
でも、ルフィは
「自分ができないことは、仲間がやってくれりゃいい。」
と思って、行動を始めます。
そんな主人公はいまだかつて居たでしょうか?
いや、いないw!(僕が知る限り)
ワンピースには随所にそういう考え方があり
第414話 「サンジvsジャブラ」では、サンジはこう言います。
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誰にでもできる事と
できねェ事がある。
お前にできねェ事はおれがやる。
おれにできねェ事をお前がやれ!!!
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出来ることを仲間で分担しあって、
チームとしての目標を達成するというテーマを
ワンピースからは強く感じるんですね。
また、
全編を通して読んで思うことは
サンジがルフィを指して「こいつは考えなしたまに核心をつくよな」と言うように
ルフィは、「本能的に、物事の本質を理解している」 キャラなんです。(と僕は思っています。)
だから、
ルフィは「海賊王に俺はなれる」なんてことは思っていない。(と僕は思います。)
海賊王になることはとっても困難だってことは、誰よりもよくわかっていますし、
なによりも冒険の始めで
自分一人じゃグランドラインに入れないという事実がある。
ですが、ルフィは言います。
「海賊王に俺はなる!」
「海賊王に俺はなれる!」じゃなくて「海賊王に俺はなる!」です。
大事なのは
「なれるかどうか」ではなく、「なるかどうか」なんです。
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俺は死んでもいいんだ!
俺がなるって決めたんだから
その為に戦って死ぬんなら別にいい
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海賊王になるか、また 死か
そんな覚悟が感じられる
ワンピースで僕が一番好きなセリフです。
そんなテーマが込められている作品だから、
僕はワンピースが好きなのです。
世界一
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