僕がスタッフさんに「このキャラクターの胸の谷間をもっと強調させて欲しいのです!」
と相談したところ、僕が何も言わなくても、資料をネットで拾ってきて参考にしてくれたのです。
なんてすばらしいスタッフさんだろう!
モデリングでもアニメーションでも、何かを作る時は
資料集めが重要です。
資料を集めずに「だいたいこんなものだろう!」といった感じで
想像や記憶を頼りに作ると、記憶というものはあやふやで、
だいたい間違っています。
ネットで読んだところによりますと、
人間はなにかに集中するために
どうでもいい情報はシャットアウトするように出来ているそうです。
逆に言うと、
どうでもいい情報をシャットアウトすることが集中することなんだそうです。
たとえば、
100円硬貨の表に花が何個あるかなんて情報は知らなくても
100円は使えます。
むしろ、100円硬貨の表に花が何個あるかを気にするように
いろんな細かいことが気になっていたら、
まともな社会生活が送れません。
これは人間が生きていく上で、入ってくる情報量をコントロールするように
身につけた「能力」なんじゃないかと思うのですが、
絵を作る上では邪魔になる能力です。
というわけで、
人間の記憶している映像的情報はかなりいい加減なわけですが、
その間違った情報を元に作ると、
どんなに頑張ってもリアリティが出ません。
ですから、資料集めがたいへん重要になってきます。
資料集めしていると、
「あーっ!僕が思っていたのと全然違うなあ~っ!」
とよく思います。
また、それが楽しいです。
さらに言えば、
胸の谷間のような資料を探すのは、とくに楽しいですね!
楽しむことが一番の勉強です!
というわけで、
お待たせしました!
以下はスタッフさんが探してきてくれた胸の谷間の資料です!!
(画像はURLで引用しています!)
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