世界一の笹原和也です。
突然ですが、
アニメーション塾と並行して
3DCGのエフェクト塾をやることにしました。
(ちなみに、僕は3DCGソフトのオペレーションはほどんど出来ないので、あしからず!)
そこで塾生とコーチを募集します!!
興味のある方は連絡くださいませ~。
以下はエフェクト塾で出したいと考えている課題です。
コンセプトは比較的簡単で、お仕事でよく使うエフェクトです。
下にいくほど難易度が上がり、たまにしか使いません。
○剣と剣とが当たった時に出る火花。
もっとも簡単じゃないでしょうか?使用頻度は「走りの煙」に比べると低いですが、簡単です。
○埃っぽい地面を走るときに足元から出る煙
基本中の基本で、このエフェクトを使わないアクションものは無いと言っても過言ではありません。
○埃っぽい地面を走るときに足元から出る煙+地面のカケラ
上記のエフェクトにプラスして、地面のカケラが出たもの。
馬や巨大ロボットなどの走りに使います。巨大ロボットのほうがカケラが大きくなります。
予算がある時などは、これに+して地面が凹む表現をやったりしますが、
僕はやってもらったことありませんw。
○打撃を受けた時の煙。
パンチや棒など鈍器で叩かれた時にヒットエフェクトとして表現する煙です。よく使います。
簡単です。
○かがり火
戦国ものを作ると、ほぼ必ず作ります。夜のシーンの屋外の照明によく使います。
難易度としても、そんなに高くはないでしょう。
○銃のマズルフラッシュ
比較的簡単です。
ここで簡単な作り方を解説しています。必要な要素などがわかるでしょう。
必ずしも3Dで作らなくてもいいのかもしれませんw!
ただし、銃を撃つお仕事はわりと少ないですw。
よりリアルに拘るのであれば、伏せて撃つ時は、地面からも煙が出るとカッコイイです。
○人への弾着表現。煙あり。
実際には人が撃たれて煙が出ることは無いのですが、多くのアクション映画や戦争映画で
着弾時に煙が出ます。プライベートライアンをよく観てみると、笑えるぐらいに煙が出ています。
(研究として、プライベートライアンの弾着シーンばかりを集めて編集したことがありますw。)
血が出る表現が出来るとさらによいですが、
血が出る表現はさらに使用頻度が低いです。
○地面への弾着表現。
砂煙が上がります。
弾が直接当たったところだけでなく、周りからの衝撃の煙が出ると良いですね。
○衝撃波(ソニックブーム)
ストリートファイター2のガイルが放つような
扇状の衝撃波で敵を攻撃するヤツです。これもわりと高い頻度で使います。
発光しているものには陰影が付かないので、立体感を出すのが難しいです。
基本的には真ん中を明るく、輪郭にいくほど彩度を高く、明度を下げます。
模様もあると質感と立体感を出すことができます。
○重量があるものまたは打撃力の大きいものが地面にあたり、地面が割れる。
これも、迫力がある割には簡単なので、意外とよく作ります。
①割れる岩の素材
②砕ける破片やチリの素材
③割れ目から噴き出す煙の素材。
④衝撃でモワッと巻き上がる煙の素材
⑤発光部分が割れ目から漏れる素材
⑥衝撃波的な煙の素材。
⑦フラッシュなど
以上のような素材があれば良いですかね?
僕も詳しくはわかりませんw。
煙も一種類じゃなくて、煙の噴出方法に複数の種類があると良いです。
(上記ぐらいまで出来ると就職できる可能性が高いと思います。)
○雨が降っている。
雨が降っているように見える条件としては、以下のようなもので、手間はかかりますが、技術的にはそれほど難しくありません。
①雨の降っているレイヤーがある。
②キャラクターなどの輪郭に雨が当たって飛沫がでる表現がある。
③キャラクターなどの表面を水が流れている表現がある。(だいたいはテクスチャーアニメーション)
④地面が濡れている。(だいたいはテクスチャー)
純粋にエフェクトと呼べるものは②ぐらいかもしれませんが、
雨が降っている表現が出来ると評価高いです。
○何かが燃える。何かが爆発する。
爆発にもいろいろありますので、一概には言えないのですが、
ネット上に上がっている実写の動画を模写して作れると良いでしょう。
一種類だけでなく、いくつかの種類ができると良いです。
いろんな種類の爆発があることを知っているといいですね。
「explosion」でyoutubeを検索すると、いろんな動画が出てきます。
上記までできれば、就職はほぼ確実と考えてよいと思います。
○建築物が派手にぶっ飛ぶ。
これは破片を作るのがたいへんです。プロでもなかなか上手くいきません。
ですが、馬鹿正直に破片の辻褄を合わせなくてもいいんじゃないか?
という気がしないでもありません。
○水面に物体が落ちるなどの高度な水の表現。
率直に言って、難易度のわりには見栄えが良くないので、
素人は手を出さないほうが良いでしょう。
実験にしか見えません。
プロの仕事でも実際に作る機会は少なめです。
というか、僕は作ってもらったことありませんw。
以上でーす。
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