こんばんは
笹原和也です。
今回は2回分を一度に書いてしまいます。
現在午前1時45分です。
明日も朝9時に子供を幼稚園に送っていかないといけません。
おっと、話がそれました。
「CG屋さんのための企画教室 その1」では
「やりたいことを思い出し、さらけ出す」ということを述べました。
その2では
「雪だるま式企画立案法」を説明します。
まず、企画とを人に伝える時、
いろいろなフェーズがあります。
たとえば、こんな感じです
①まずは、親しい仲間に説明し、反応をみたりするために伝える。
②次に、現時点では親しくないけど、企画の仲間(有名なイラストレーターさんとか)になって欲しい人に伝える。
③最後が その企画にかかるお金の決定権がある人に伝える。
です。
このいくつかのフェーズにおいて、
企画書は同じ形のものなくていいのです。
お金の決定権がある人に伝える時に最高な状態になっていればいいのです。
それまでは、すこしずつ良くなっていけばいい。
グラスホッパー・マニファクチュアさんの「ロリポップ・チェーンソー」をモチーフにして説明してみましょう。 (とくに取材したわけではなく、あくまで僕の想像です。)
ごく親しい人に伝える時は、
「かわいい女の子がゾンビを殺しまくる作品やりたいんだよね~」
ぐらいでいいのかもしれません。
おそらく反応は「ふーーん」です。
企画の仲間になってくれる人に伝える時には
もうちょっとおもしろくなっているといいですね。
(ここがちょっと難しいんですが、第3回で説明したいと思います。)
たとえば
「チアリーダーの女の子が、ゾンビを殺しまくるんだよね~!」
とかです。
ただの「女の子」が「チアリーダー」になりました。
これで何人かの人が「なにそれ??!!」と乗ってきます。
イラストレーターさんが乗ってくれれば、
それで絵を描いてくれます!
かわいくてカッコいいコンセプトアートを描いてくれれば、
企画の説得力がグーンと上がります。
そのコンセプトアートを見て、、
ライターさんが巻き込まれてくれば、
キャラクター設定がより深まり、作品に説得力が出ます。
実際にはそんなトントン拍子に行きませんが、
時間をかけながらも、企画がおもしろくなっていきます。
僕はこれを 『雪だるま式企画立案法』 と呼んでいます。
かかわる人が多くなるにつれて、
企画がおもしろくなっていくのです。
自分でなんでもやろうとすると、
グーンとハードルが上がりますが、
いろいろな人の力を借りて企画を立案すれば
ハードルは下がります。
それに、最終的には お金の決定権のある人も
その企画に巻き込んでいくわけですから、
それはまるで、
企画の雪だるまがいろんな人を巻き込んで
どんどんと大きくなっていくイメージなのであります。
だから、『雪だるま式企画立案法』なのです。
0 件のコメント:
コメントを投稿