2010年12月31日金曜日

これからのカメラワーク演出

みなさん、こんばんは
笹原和也です。

笹原和也のANIMATION ADDICTS(仮)
一回目の更新です。

ブログって流れていかないので、
緊張しますね。

このブログでは、
3Dコンピューターアニメーションがうまくなるような記事を中心として、
いろんなことを書いていきたいと思います。

近い将来には、
ソフトを問わないアニメーション制作のコツなんか書いた本を出したいと思っています。

僕が酒を飲んだ時に、一番好きな話題は
やっぱり、アニメーションがどうしたら魅力的になるか?ってことです。
まさにAnimation Addictsなのです。
でも、Animation Addictsってワード、ちょっと、こっぱずかしいですね!

昨日、仲間内の忘年会で印象に残ったことは、
これからのCGアニメーションは
もっとハリウッド的なアトラクション的演出が求められている
ということで意見が一致したことです。

どこかで言ったことがあるかもしれませんが、
トランスフォーマー・リベンジを観たときに衝撃を受けたことがあります。

それは
1時間55分あたりの主人公サムとヒロインが小屋に隠れていて、
敵のディセプティコン達がサムたちを探しているシーンで、
サムが剣で壁に穴を空けると、そこをカメラが通って、
小屋の外をカメラがぐるーっとまわって、ディセプティコンが二人を探す様子を撮って、
小屋の鍵穴を通って、またサムに戻ってくるってカットを見たときのことです。

それを観たときには、
「これって、物語演出的にはNGじゃない?でも、とてもおもしろいよね!」
と衝撃を受けました。

このカットはいわゆる「遊び」のカメラだったのかもしれませんが、
これからのハリウッド映画のカメラワークはまさに「アトラクション的」なカメラワークを
求められていくんだろうな。
と強く実感した時でありましたし、

これからのフルCGアニメーションってのは、
従来のカメラワークによる演出ってのは陳腐化していくんだろうな。
カメラワーク演出には依存していかない
より演劇的な考え方が「おもしろい」とされていくんだろうな。
と、強く思ったのでありました。

Say !! Bye Bye  (シュリケンジャーの決めゼリフ)

0 件のコメント:

コメントを投稿